全日本のカットマン(女子編)
- kokuzo
- 2017年1月27日
- 読了時間: 3分
今回、女子一般の部でベスト4のうち2名がカットマンでした。
二人とも準決勝で負けたので、テレビ放映の決勝には顔を見せませんでした。
しかし、これは大変な快挙です。
かつて全日本では、羽佳さんという強いカットマンがいましたが、
私は現役時代を知りません。
現役時代を知っていて、全日本を制覇したカットマンは王輝です。
羽佳さんも王輝さんも中国の出身で、日本に渡ってきた元々強い選手。
しかし、今回ベスト4に入った二人は日本の子。
スポットライトが当たっている黄金世代が、平野美宇ちゃん以外軒並み
脱落していく中で、特に注目も薄めの二人が勝ち上がったのは喜ばしい限り。
とはいえ、二人とも世界の舞台で既に相当な実績を持っています。
そのうちの一人、四天王寺高校の橋本ほのかちゃん。初めて見ました。
攻撃のキレが抜群。もちろん守備力も高く、見ていて負ける気がしない。
今は若くて実力のある選手が山のようにいますが
近いうちに全日本で優勝したらいいな、と今後の最注目株!!
もう一人の佐藤瞳ちゃん。こちらは何度も見ててお馴染み。
めっちゃ気が強そう、性格悪そう(これは偏見)、という印象で
まぁ、友達になるわけでもないのだから、性格なんかどうだっていいのに
何故か、好感持てず、あまり応援しようという気にならない選手。
でもプレーはかっこいいです。日本女子カットマン軍団を牽引して下さい。
彼女も世界選手権の代表に選ばれました。大躍進を期待します(これは本心)。
石垣優香ちゃんは私が卓球観戦を始めた時(かれこれ10年以上前)、中学生でした。
それがもうすっかりベテランになってしまいましたが、ずっと応援してます。
今回ベスト8まで進みましたが、橋本ほのかちゃんにコロっと負けました。
私は直接対決の試合は見れませんでしたが、金曜日の二人の試合を見てて
石垣優香ちゃんの負けを予感しました。
長らく、日本人女子カットマン最強の地位を守ってきましたが
彼女の時代は終わりだなと感じました。残念ですが。でも応援してます!
牛島星羅(日立化成)はちゃんを付けて呼ぶ雰囲気ではありません。
すらっと背が高く、大変スタイルが良い。
高卒社会人1年目ですが、顔は相当ふてぶてしい。
強い選手である事は知っていましたが、見たのは初めて。
プレースタイル(体の動かし方)としては、今回、最も好きなタイプです。
もちろん、攻撃も上手なのですが、他のカットマンにありがちな
攻撃時のゴリゴリ感がなくて、軽やかで自然な感じなのです。
迫力や力強さには欠けますが、優雅で素晴らしかったです。
まぁ、私なぞ一生無理なのですが、あんな風になりたい!と憧れる感じ。
同志社の朝田選手は政本選手と組んだダブルスだけのエントリーでした。
名前も聞いたことのない選手だけど、なんと佐藤瞳橋本ほのかペアを破ったのです。
朝田選手はカットマン、政本選手は攻撃マン。そんな二人のリズムが
相手を翻弄したのだとしか思えない。
個々で対戦したら、同志社の二人に絶対勝ち目はないと思うのだけど
ダブルスは往々にして、そういうことがありますね。
谷岡あゆかちゃんはかつてエリートアカデミー1期生として
ジュニア時代は丹羽孝希と共にユースオリンピックで優勝したり
全日本ジュニアの部で優勝経験もあり、日の丸背負うカットマンになると思ったのに。
今は日体大の選手として、毎年、全日本には出場していますが成績はパッとしません。
過去の栄光を知ってるだけに、物悲しく可哀想です。
今年は木曜日に散ってしまったので、試合を見る事はできませんでしたが
陰ながら応援しております。来年もまた見に行けたら応援したい。
いやはや、ウダウダと書きました。
読んでくれた方、お疲れ様でした。
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