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全日本のカットマン(男子編)

  • kokuzo
  • 2017年1月27日
  • 読了時間: 4分

実は全日本観戦前、月曜から風邪をひいてしまい、薬を飲みまくって

早期撃退を図ったのですが、上手くいかず、水曜の原田練習はお休みし

木曜日はフラフラの状態で東京行きの飛行機に乗ったのでした。

今回の主目的は「新旧カットマンの研究」でして、新しい選手の発掘に

木曜日は最適なのですが、木曜日は東京体育館入りしても頭痛はするし

熱のため全身のだるさが半端なく、本来ならば、カットマンの試合の台めがけ

徘徊したり、双眼鏡で遠目の台をチェックしたりするのですが

そんな元気は全くなく、3階席でぐったりぼんやりと会場を眺めてました。

ってなワケで、残念ながら、新規カットマンについてはほぼ収穫なし。

金曜日にはすっかり元気になって、勝ち残っていたカットマン達を

ガンガンに凝視して楽しい時間を過ごしました。

名前は知ってるけど、殆どプレーを見たことのなかった選手達もチェック。

何と言っても今回、塩野引退という悲報が最大のトピックです。

ずいぶん小柄でカットマンとしてはまるで恵まれない体格ながら

信じられないまでの守備力と突進しながらの一撃は本当に見事でした。

私は知りませんが、大変な人格者らしくてたいそう人気者です。

シングルス最後の試合は、ベスト16を賭けた試合で相手は上田仁くん。

こりゃまぁ、勝つのは難しい相手です。でも、見ごたえのある試合でした。

塩野負けた時、会場からは大きな拍手が長く続きました。

多くの卓球ファンが彼のことを大好きだったんだなぁ、愛されてるなぁって

しみじみ感じました。もちろん私も愛してるよ。惜しみなく拍手を送ったよ。

ダブルスでは同じ東京アートの後輩カットマンの村松と組みました。

あろうことか、張本宇田の中学生コンビに負けて終了。無念。

その村松ですが、昨年末にインフルエンザに掛かって練習不足気味、

体調も万全ではなかったとの事ですが、シングルスもダブルスも不甲斐ない。

彼は現在、世界ランク21位という立派な肩書きを持っているのですが

正直、私は彼が素晴らしいプレーをしている姿を見たことがない。

私の見てない所では、相当強いみたいなのですが・・・

今年の世界卓球の代表選手にも選ばれたので、是非、大活躍してほしい。

シチズンの御内、今年は良い成績でした。

長身で手足長く、いかにもカットマンという体格。攻撃も上手で

ドライブの引き合いなどもよく披露してくれます。

そんな展開になって、攻撃マン相手に最終的に打ち勝つことは稀ですが

ガッツもあるし、応援しております。

ぼちぼち年齢も高くなってきたので、今後、日本代表になるといった事は

おそらく難しいかなと思いますが、塩野だってアラサーになってから

とんでもないピークを迎え、日本代表になったので、諦めるのはまだ早い?

社会人で今、最高に注目しているのは信号器材という会社。

ここは元々、キャプテンがカットマンで、彼自身はそんな強くはないけど

この度、大学で活躍したカットマン2名参入し、守備型帝国になりました。

きっと監督かコーチが私のようなカットマンフェチに違いない。

厚谷と英田。なかなか強いのです。男子ダブルスではベスト16まで進みました。

大卒なので、もちろん若くはないのですが、今後とも楽しみな二人です。

しかし今、中学高校大学生で強い男子のカットマンなんているのだろうか?

木曜日、元気だったら一人くらい見つかったかもしれませんが

金曜日にはもう見当たらなかったです。

全員がシェーク裏裏ドライブ型だなんて、本当につまんない。

まぁ、カットマンはまだ何人かいるから良いとして

日ペン式ドライブマン(裏面なし)の有望株、現れないかな〜?

カットマンだって、うかうかしていると絶滅するかも。

今後、指導者になるであろう塩野がまずは5人くらい

全日本で活躍できるカットマンを育成してくれたらいいんだけどなぁ。

ペンドラ吉田海偉はまだまだ現役続行するらしいし、彼は引退しても

有能な指導者になりそうな気配がないな・・・偏見ですが。

田勢はせっかく日本代表ジュニアの監督をしているのだから

めぼしい幼子を発掘してシェークを捨てさせ、ペン速攻の英才教育を!

・・・ってアタシが卓球界の偉いさんだったら指令を出すんだけどな。


 
 
 

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